特殊清掃 新型コロナウイルス除染作業 アサヒサービス

　ご遺体があった場所の清掃、消臭、消毒、害虫駆除、家屋解体、リフォームなどの現状回復作業を行います。
　近年、賃貸物件で事件や事故・自殺・孤独死などで亡くなられることが増加し、社会問題になっています。孤独死の場合は、ご遺体の発見が遅れることにより遺体からの腐敗臭・ハエやウジの発生し、遺体の液状化により部屋へのダメージが進みます。

　このような状況では、畳・フローリング・壁紙・下地が激しく損傷し、通常の掃除や片付けではダメージ回復が不可能な場合もあります。同時に通常の消臭剤では対応できない悪臭が残ることもあります。また、賃貸物件では特に早急な原状回復が求められますので、関係者や遺族の方だけの清掃作業ではとても困難な状況が考えられます。

　当社では、こういった部屋の原状回復作業を専門に行っています。独自の消臭薬剤(ドクターウォーター)や特殊な機械を使い消臭・消毒し、必要に応じて壁紙・フローリング・畳・下地等の取り換えやリフォームも行います。

　遺体の液状化により畳・フローリング・壁紙・下地が傷み、腐敗臭が部屋全体に漂います。家庭用の空気清浄機ではこの臭いは取れません。
　当社では世界最高水準で高性能の脱臭機で消臭作業を行いますが、現場の状況に合わせた薬剤を使用し、消臭・脱臭、除菌・害虫駆除作業を行います。

　特に除菌作業においては、ノロウィルスの消毒剤として推奨されている次亜塩素酸ナトリウムの5倍以上の高い除菌力がある、新しい塩素酸系除菌・消臭水を使用します。

　ご遺体は通常約24時間から約48時間で腐敗し始めます。腐敗が始まるとハエ等の害虫や細菌が時間経過とともに増加し、室内にダメージを与えます。ですから、対応は早急であればあるほど被害を最小限にくい止めることができるわけです。

　しかし、肝炎等の様々な感染症の二次感染の可能性も高いため、目・口・鼻など粘膜部分はもちろんあらゆる部分を完全に保護して作業にあたることが、作業者のみならず周辺の居住者への安全性を考える上で非常に重要です。
　また、汚染個所の状態によっては人体に影響のある特殊な薬剤を使用するケースもあります。

　そのため、防護服・ゴーグル・マスク・手袋・長靴は必須です。また、作業に使用した工具・殺虫剤・消毒機器・噴霧器・ガムテープ・バケツなど道具類の作業後消毒あるいは破棄も慎重に行っております。

　入室にあたっては、ドアや窓を開閉によって腐敗臭や害虫が外部に拡散しないように細心の注意を払います。集合住宅の場合は、エレベーター等共有スペースを使用する事になるため、汚染物を運び出す際の的確な準備と計画を行います。

　この黄色い機械は、日本除菌脱臭サービス協会が推奨するOST法の基準を満たす脱臭機です。
　OST法（オゾンショックトリートメント法）の基準を満たすパワーがあるオゾン脱臭機は、この脱臭機だけです。




以下、日本除菌脱臭サービス協会のWEBサイトより抜粋

　オゾン酸化分解法を掲げる業務用オゾン脱臭機は各種存在します。しかし、その脱臭効果を十分得るには、オゾンの量と、衝突のエネルギーの大きさが密接に関係することはあまり語られていません。そのため、オゾン脱臭機を使っても、思うような脱臭効果を得られなかった、というようなトラブルも増えています。
　日本除菌脱臭サービス協会では、確実な脱臭を可能にする条件をオゾンの量と風量を数字で定義し、その条件をクリアする脱臭法を【オゾンショックトリートメント法®】（OST法）と定義しています。脱臭方式の種別
オゾンショックトリートメント法®の条件

OST法とは、以下の条件をクリアする環境で行う脱臭法です。
オゾン発生量：7500mg/h以上
ファン風量：260m3/h以上

　オゾンショックトリートメント法の脱臭は、7,500mg/h以上のオゾン発生量と、260m3/h以上のファン風量という条件のもと、オゾンを室内にたくさん発生させ、かつ循環させます。
　これは、風量が大きければ大きいほど、分子活動が活発化する率が高まるという化学反応の法則に則って、吹き出させるオゾン量を増やし、臭気物質と結びつける回数を増やすことで、反応率を高める手法となります。