特殊清掃 新型コロナウイルス除染作業 アサヒサービス

　スーパー次亜水はスリーエスクオリス合同会社が生産する次亜塩素酸水です。スーパー次亜水は、ノロウィルスの消毒剤として推奨されている次亜塩素酸ナトリウムの5倍以上の高い除菌力がある、新しい塩素酸系除菌・消臭水です。
　次亜塩素酸ナトリウムは、水道やプールの殺菌や医療器具や調理施設、カット野菜の殺菌などに広く利用されていますが、皮膚粘膜への刺激や金属や樹脂の腐食性が高いことから、「使いにくい」弱点があります。
　次亜塩素酸水は、弱酸性のため手荒れがなく、健康や環境への安全性に優れ、金属への腐食性も低いことから、医療・介護から食品工場まで、さまざまな分野の衛生対策に活躍しています。
　次亜塩素酸水は、次亜塩素酸ナトリウムに希塩酸を反応させて生成する、新しい製法の弱酸性次亜塩素酸水です。(食安基発第0825001号通達)

　一般の除菌・消毒剤は、高い効果を得るために毒性の強い薬剤を用いることがあります。安全性を優先すると除菌効果が低下することから、殺菌力と安全性を両立することは難しいとされています。次亜塩素酸水は、高い除菌力がありながら食品添加物に指定されている安全な除菌･消臭水です。

　次亜塩素酸ナトリウムは、遊離有効塩素と言われる次亜塩素酸イオン・次亜塩素酸・塩素の3つの成分で構成されます。
　次亜塩素酸ナトリウムの殺菌成分は次亜塩素酸イオン(ClO-)ですが、次亜塩素酸水に含まれる次亜塩素酸(HClO)は、イオン化した次亜塩素酸に比べて、強力な殺菌力があります。　大腸菌の殺菌速度試験では、次亜塩素酸ナトリウムの80倍の速さがあり、あらゆる細菌やウィルスを確実に失活します。

　次亜塩素酸水の殺菌力は、細胞膜やタンパク質、核酸に多面的に作用して酸化的に損傷を与えることと考えられています。使い続けても耐性菌の出現がこれまで無く、今後もないと理論的に判断されています。 ただし、有効塩素濃度が規定未満の場合、殺菌効果が不十分となるため、使用前には必ず有効塩素濃度を確認することが重要です。当社では、濃度250ppmの次亜塩素酸水を希釈して使用しています。
　また、タンパク質や油分など有機物が混在する場合、次亜塩素酸が消費され、目的の殺菌効果が得られないため、あらかじめ十分に有機物汚れを落とす必要があります。

　次亜塩素酸水(40ppm)は、黄色ブドウ球菌・メチシリン耐性黄色ブドウ球菌・サルモネラ菌・腸炎ビブリオ菌・O-157:H7腸管出血性大腸菌・カンピロバクター菌・ノロウイルス (ネコカリシウイルス)・インフルエンザウイルス (2009年新型を含む)・カンジダに対し強い有効性が認められ、セレウス菌・アスペルギルス　(黒カビ）・ ペニシリウム　(青カビ）に対しても有効性が認められています。

　一般の除菌・消毒剤は、高い効果を得るために毒性の強い薬剤を用いることがあります。安全性を優先すると除菌効果が低下することから、殺菌力と安全性を両立することは難しいとされています。スーパー次亜水は、高い除菌力がありながら食品添加物に指定されている安全な除菌･消臭水です。

　公的機関との共同研究でスーパー次亜水の高い安全性が確認されています。
経口投与試験・噴霧吸入試験・皮膚刺激性試験・眼刺激性試験
ラットを用いたスーパー次亜水の試験で安全性を確認
於:岡山大学医学部附属動物実験施設及び、歯学部小児歯科講座
ラットにおける噴霧弱酸性次亜塩素酸水吸入による血液及び生化学値に及ぼす影響
実験動物と環境11(1).42-47、2003

　スーパー次亜水の米国ブランド(Hsp2O)®は、平成23年7月にＥＰＡ（米国環境保護庁)から環境消毒剤として認定登録されました。
　米国では病院・歯科診療所や福祉施設、食品業界の他、様々な施設で消毒剤としての使用が認められています。（EPA登録番号 87518-1）
　米国の医療機関ではCDC(Centers For Disease Control and Prevention/米国疾病予防センター)のガイドラインが院内感染対策の基準となり、EPAやFDA (Food and Drug Administration/米国食品医薬品局)の認定登録品のみ使用可能です。